超伝導電磁石グループ

Research Activities

SuperKEKBでは、電子と陽電子ビームの衝突性能(ルミノシテイ)をKEKBの数十倍まで向上させることを目標としています。この為に2つのビームは縦方向に陽電子/ 電子=48/62ナノメートルまで絞られます。これを実現する為に、衝突点の一番近い位置に沢山(色々な種類)の超伝導電磁石が設置されています。SuperKEKBでは、ビーム衝突点の左右にクライオスタットがKEKBと同じく1台づつ配置されていますが、各クライオスタットの中には超伝導4極電磁石が4台、超伝導ソレノイドが1台、超伝導コイルが20台組込まれています。

将来計画として、より超伝導転移温度の高いNb3Sn線材を使った超伝導最終集束磁石の開発をKEK内の低温センター、機械工作センターをはじめ、国内の大学、また、海外の研究機関と協力しながら進めています。

People

青木 和之
Kazuyuki AOKI
技師

有本 靖
Yasushi ARIMOTO
准教授

大木 俊征
Toshiyuki OKI
グループリーダー/准教授

大内 徳人
Norihito OHUCHI
研究員/名誉教授

土屋 清澄
Kiyosumi TSUCHIYA
ダイヤモンドフェロー/名誉教授

王 旭東
Xudong WANG
助教



Makoto Tobiyama
Last update 22/Oct/2025