コミッショニンググループ
SuperKEKB加速器の目標性能を達成するためのビーム光学設計、完成した加速器
の性能達成の工夫および調整等を行います。
みなさんは、カメラのレンズがどのようにして設計され、なぜレンズが何枚も組
み合わされているかご存知でしょうか。それは、きれいな写真を撮るために創意
工夫されているからです。加速器もカメラと同じようにレンズ群に相当する電磁
石群を組み合わせてビーム光学設計を行います。また、完成した加速器は設計か
らは、必ず誤差があります。この誤差を補正し性能を発揮させる努力を日々行っ
ています。これを、コミッショニングと呼びます。SuperKEKB加速器のコミッシ
ョニングには、3系と4系の教員、技術職員が参加し、24時間3交代で参加してい
ます。コミッショニング・グループはその中核としてビーム光学の研究、ビーム
からの情報を使ったビーム光学補正、ビーム軌道補正などのツール開発、ルミノ
シティ調整の為の衝突調整ツールの開発を行っています。
生出 勝宣
Katsunobu OIDE
ダイヤモンドフェロー/名誉教授
大西 幸喜
Yukiyoshi ONISHI
グループリーダー/教授
小磯 晴代
Haruyo KOISO
ダイヤモンドフェロー/名誉教授
杉本 寛
Hiroshi SUGIMOTO
助教
森田 昭夫
Akio MORITA
教授
船越 義裕
Yoshihiro FUNAKOSHI
研究員/名誉教授